高まる維持補修費の割合 北九州市道路事業 全体予算 30年で3分の1に
北九州市が4月策定した計画期間10年の「市道路中長期計画」の中心課題として道路インフラ維持の重要性がここでも指摘されている。低迷する近年の道路予算だが、全体に占める維持補修費の比率は高まる一方だ。平成元年度には市の道路・街路関係の予算は795億円に達していたが、30年度は253億円にまで減少した。最盛期から30年を経過し、道路関係事業は3分の1まで落ち込んだことになる。道路新設が縮小し、既存道路の老朽化が浮き彫りになっている状況がうかがえる。
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